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今日は「言の葉の庭」を観た感想です。
只今、話題となっている映画「君の名は。」の監督である新海誠の過去の作品である「言の葉の庭」について感想を言いたいと思います。

美しい風景描写が特徴である新海監督でありますが、この作品においてもすばらしく美しい風景描写がなされています。

アニメ作品は、通常、非現実を追及して描くモノが多いが、この作品は、アニメで現実を追及して且つ実写では表現しえない独特な雰囲気を醸し出しています。

写実主義の美しい絵画をずっと観ているかのようでした。
新宿御苑が舞台の中心となっているが、その公園の木々の緑、池の水面、雨、どれも現実にあるものなのだけれども、この作品で描かれると現実を超えた美しさがあり、ロマンチックな非現実の世界に感じさせられます。

主題歌は、大江千里の「rain」を秦基博がカバーしています。
雨がテーマの曲を主題歌としているように、監督は、この作品でアニメーターとして、雨の世界観をリアルに美しく表現したいという狙いやコンセプトがあったのではないかと私は思います。
そして、雨には、切ないラブストリーがよく合います。
都会の片隅で、二人の男女の希望と迷いが交錯し、儚く、切ない物語となっています。

こんな切ない恋を空想の中だけいいから、ちょっとだけ味わいたくなりました。